ワンオペ育児の離婚率はどれくらい?幸せな家庭の秘訣は産後にある!?

子育ては世界で最も大変な仕事の一つと言われています。

特にワンオペ育児、つまり、一人で全ての育児を担当するスタイルは、親に大きなストレスを与えます。

この記事では、ワンオペ育児と離婚率の関係について考察し、幸せな家庭を保つ秘訣を探ります。

目次

ワンオペ育児とは?

ワンオペ育児とは、一人の親が全ての育児を担当する育児スタイルのことを言います。

一日中子供の面倒を見、家事をこなし、夜泣きに対応…。休む暇なく、体力的にも精神的にも大変です。

特に産後の母親は、ホルモンバランスの変化や育児への不安から、精神的に不安定になりやすいと言われています。

ワンオペ育児が日常化していくことで、あまりの大変さに離婚を考える人もいるようです。

どこからワンオペ育児になる?

ワンオペ育児とは、一方の親が子供の面倒を見る状況を指す言葉です。

一般的には、パートナーが仕事や趣味で家を留守にしている時間が多く、育児や家事の大部分が一方の親に負担がかかっている場合、ワンオペ育児と言えます。

具体例を10個出してみます。半数以上当てはまる場合は「ワンオペ育児」と言えるでしょう。

ワンオペ育児チェックリスト

  • 子供のお風呂はひとりで入れている
  • 旦那は家事・育児に非協力的だ
  • 旦那は仕事等で家に居ない時間が多い
  • 子供の病院への送迎はいつも自分だ
  • 育児について旦那と情報共有が出来ていない
  • 何もしない旦那にイライラしてしまう
  • 自分の時間が取れない
  • 夫婦の実家が遠い(頼れない)
  • 旦那が休日でも家事育児はいつも自分の仕事だ
  • 旦那に子供を任せるのは心配だ

結論:ワンオペ育児の家庭は離婚率が高い

ワンオペ育児が離婚率にどのような影響を与えるのでしょうか?

昨今の日本では、3組中、1組は離婚してしまうといわれています。そんな日本で「ワンオペ育児」が離婚に関係しているか気になりますよね。

結論から言うと、ワンオペ育児が原因の家庭の離婚率は高く、約60%と言われています。

離婚弁護士相談広場より引用

これらのグラフから見ると、7位と8位に「子供の問題」や「家庭生活に問題がある」がランクインしていますよね。

また、家庭に旦那がいないことによる「家庭生活に問題がある」や、「精神的な暴力やストレス」も育児からくる旦那からのモラハラ等もここに当てはまります。

これらすべてを合わせると、「ワンオペ育児による離婚」が約60%ほど占めていることがわかります。

また、一人で全てを抱え込むことで、親自身が精神的に疲弊し、パートナーとのコミュニケーションが円滑に取れなくなるケースも多いと報告されています。

産後の愛情曲線を見てみる

離婚率が高まる要因として、産後の「愛情曲線」も見逃せません。

以下は産後の愛情曲線です。

PR TIMESより引用

産後の愛情曲線とは、産後の親の愛情がどのように変化するかを示したものです。

多くの場合、産後直後は愛情が深まる一方、徐々に育児のストレスや生活の変化により、愛情が冷めていく傾向があります。

「回復グループ」と「低迷グループ」の違いは、産後に旦那がどれだけ、育児・家事に参加できたかによるものです。

産後の母体はホルモンバランスの乱れから、精神的にも体調的にも非常に不安定な時期です。

そんな大事に場面で、旦那が家事育児に参加せずスマホゲームばかりしていたら、間違いなく愛情は冷めます。

これが、ワンオペ育児の家庭で離婚率が高まる一因とも言えるでしょう。

この愛情曲線を理解することで、離婚を防ぐための手がかりを掴むことができます。

ワンオペ育児が離婚につながる理由

ワンオペ育児、つまり親(主に母親)一人で子育てを行う状況は、多くの理由で離婚につながる可能性があります。

ワンオペ育児が離婚につながる主な要因は以下の通りです。

  • 旦那への愛情が冷めた
  • 旦那を見返してやりたい
  • 旦那と同居する価値がない
  • 頼れる人がいない孤独感

順番に見ていきましょう。

旦那への愛情が冷めた

ワンオペ育児の状況では、家庭内の役割分担が不均衡になりがちです。

子どもの世話を一人で行っている母親は、旦那に対する愛情や尊敬の感情が薄れることがあります。

子育ての負担を共有しない、または十分にサポートしない旦那への愛情は、時間とともに冷めていく可能性があります。

旦那を見返してやりたい

ワンオペ育児のストレスや苦労に対する共感や理解が旦那から得られない場合、”見返してやりたい”という思いが芽生えることもあります。

離婚は、そのような感情の結果として起こることもあります。

旦那と同居する価値がない

一人で子育てを行う母親は、旦那との共同生活の価値を見失うことがあります。

旦那が家庭生活や子育てに参加しない、または貢献しない場合、その存在が”余計な負担”と感じられることもあります。

このような状況は、結婚生活の継続を難しくする可能性があります。

頼れる人がいない孤独感

家事・育児や情報共有が出来ていないと、一人でやってる感が出てきてしまいます。

誰とも自分の気持ちが共有できていないことで、孤独感を感じることがあります。

そういった中でワンオペ育児は、孤独感を感じる原因となってしまうのです。

子育ての負担を一人で抱え、頼りにできる人がいないと感じると、絆が弱まり、結果的に離婚につながる可能性があります。

離婚する前に…ワンオペ育児における解決策

離婚を考える前に、下記の解決策を試してみることをおすすめします。

  • 育児休暇を取ってもらう
  • 古い考えを改めてもらう
  • 家事代行サービスを利用する
  • 夫婦で話し合う

順番に見ていきましょう。

育児休暇を取ってもらう

まず一つ目の解決策として、育児休暇を取ってもらうことがあります。

現在では、男性も育児休暇を取ることが認められています。これにより、一人での育児負担が軽減され、夫婦間のコミュニケーションも改善されるでしょう。

古い考えを改めてもらう

次に、古い考えを改めてもらうことも重要です。

現代社会において、「夫が外で働き、妻が家を守る」という考えは通用しないと認識することが大切です。

この問題については、夫婦でしっかりと話し合うことが必要です。

家事代行サービスを利用する

また、家事代行サービスを利用することも一つの解決策です。

上記の動画は家事代行サービスベアーズが実際のお宅を訪問して作業をしている様子です。

これにより、家事の負担が減り、より多くの時間を子育てや自身のリラクゼーションに充てることができます。

>家事代行サービスベアーズの公式サイトへ行く

夫婦で話し合う

最後に、夫婦で話し合うことは非常に重要です。

ワンオペ育児の負担やストレス、求めている支援などを素直に伝えることで、理解や協力を得られる可能性があります。

ワンオペ育児は確かに大変なものですが、離婚を考える前に、これらの解決策を試してみることをおすすめします。

お互いの理解と協力によって、より良い家庭環境を築くことができるでしょう。

離婚後のビジョンを考える

ワンオペ育児に悩んでいる方は、離婚を考えることもあるかもしれません。

しかし、離婚は大きな決断であり、それがプラスになるのか、働き先が見つかるのか、そして子供のケアがきちんとできるのかを考えることが重要です。

  • 離婚はプラスになるか?
  • 働き先はあるか?
  • 離婚後の子供のケアは大丈夫か?

順番に見ていきましょう。

離婚してプラスになるか?

離婚がプラスになるかどうかは、それぞれの状況によります。

例えば、精神的なストレスが大きく、自分一人で子育てを行う方が楽に感じる場合や、パートナーに対する愛情が完全に冷めてしまった場合など、離婚がプラスになる可能性があります。

しかし、離婚は経済的な問題や子供の感情など、多くの影響をもたらすため、慎重に考える必要があります。

働き先はあるか?

離婚後、生計を立てるためには仕事を見つけることが必要です。

しかし、子供のケアと仕事の両立は容易ではありません。

また、ワンオペ育児をしていた場合、長い間働いていないこともあるでしょう。

この場合、パートタイムや在宅ワークなど、柔軟な働き方ができる仕事を見つけることが有利です。

離婚後の子供のケアは大丈夫か?

離婚後も引き続き子育てを行う必要があります。

子供のケアを一人で行うとなると、時間とエネルギーが大きく必要となります。

また、子供の心情にも配慮が必要です。離婚により、子供は両親からの愛情を一方的に受け取ることが困難になるかもしれません。

そのため、子供が安心して成長できる環境を作ることが大切です。

最後に、離婚は大きな決断であり、それぞれの家庭の状況によります。一人で悩まず、専門家の意見を求めることも重要です。ワンオペ育児の難しさを理解し、最善の選択をするためには、多角的な視点から考えることが大切です。

まとめ:ワンオペ育児の離婚率はどれくらい?

ここまでご覧いただきありがとうございます。

もう一度、ワンオペ育児と離婚率についてまとめていきます。

ワンオペ育児と離婚率のまとめ

  • ワンオペ育児と離婚率は相関性がある
  • 育児による離婚率は約60%
  • 産後の家事育児の積極度によっても離婚率は変化する

ワンオペ育児に悩む主婦の方が多く、そのストレスや孤独感から離婚を考える人も多いです。

しかし、離婚後のビジョンがしっかりと明確になっていることを確認してからがいいでしょう。

  • 離婚してプラスになるか?
  • 働き先はあるか?
  • 離婚後の子供のケアは大丈夫か?

今回の記事は以上です。少しでも役に立てば幸いです。

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